禁煙補助剤として有名なニコレット

ニコレットは、禁煙を試みた事のある方ならば、一度は試した事のある禁煙補助剤ではないでしょうか。しかも、医師の処方箋いらずで、どなたでも気軽に試せます。そんなニコレットをご紹介します。

タクシーでもニコレットの宣伝、注射での治療法も

公共施設や街中でも喫煙が禁止されることが多くなり、健康のためにも禁煙に取り組む人が増えましたが、愛煙家がタバコを止めるためには禁断症状に打ち勝つ必要性が出てきます。

タバコに含まれるニコチンは依存度が割りと高い物質で、喫煙を我慢するとイライラして集中力が落ちたり、落ち着きがなくなるなど離脱症状が出るようになります。このため、完全に辞めたいときには禁煙外来を利用したり、禁煙をサポートするアイテムの活用をすることで効果が期待できます。

東京ではタクシーが全面禁煙化になる際に、ニコレットとタイアップして宣伝活動を行いました。ニコレットはガム状になっていて、ゆっくり噛むことでニコチンが放出される仕組みになっています。依存度合いによって1日に必要な量は違ってきますが、徐々に個数を減らしていくことでニコチンの依存度から脱出を試みることができる製品です。

タクシーの運転手の人も愛煙家が多く、車内がタバコ臭いこともありましたが、副流煙の問題などから禁煙化が進み、ニコレットの利用者も増えつつあります。愛煙家で行われた治験で有効性が認められたことも利用者を増やす要因となっており、タクシーでの宣伝以外でも口コミにより気軽に禁煙を始められると話題が広げられました。

アメリカでは禁煙ワクチンを開発して、注射による治療ができないかと研究が行われています。アメリカでも高い喫煙率があり、禁煙に挑戦しても成功する割合が極端に低いため、抗体でニコチンを阻止できないかと考えられていました。注射を1回受けただけでしばらくの間効き目があって、動物実験では18週ほど有効性が認められたのですが、臨床試験で人に注射をしても明確な禁煙効果が得られなかったため、現在でも研究が続けられています。